MACDで勝つ方法
相場の上がりすぎ・下がりすぎを見ることができ、シグナルラインとの交差(クロス)で購入タイミングが分かるシグナルツール、MACD(マックディ)を使った攻略実践です。今回は、ボリンジャーバンドと組み合わせて攻略します。
MACD、ボリンジャーバンドに関しては以下のリンク記事をご覧ください。
ボリンジャーバンドとともに相場を読む
19時頃から7分ほどの上昇トレンドが見られるEUR/GBPレートです。MACDを見ると、購入シグナルであるラインの交差(ゴールデンクロス)が発生していますが、ボリンジャーバンドを見るとこれ以上の上昇はあまり期待できそうにありません。このまま上昇が無ければ、相場がもみ合ってむしろ下落していきそうな気配です。17:50あたりのレートを見れば、底の水準がわかります。ここまで下降する可能性は十分あります。
予想通り停滞してきました。ボリンジャーバンドを見ても下がり気味の形で、恐らくここから下降が始まると踏み、低で購入です。今回は2分短期取引にしました。1分以下は停滞が続いた場合に弱く、5分だとボリンジャーバンドに触れて反射してくる恐れを想定しています。
バンドに触れるほど下がりませんでしたが、おおよそ予想通りで勝ちました。もみ合いが発生しており、やはりこれ以上の上昇はなさそうです。
MACDだけで取引していたら、最初のクロスでHIGH購入して負けていたと思います。このような指標のダマシを防ぐには、複数の指標を使って判断するのがベストです。たくさんの指標を見比べればいいというものではありません。複数の指標を見比べるときは、それぞれの特徴を考慮した上で、相場の動きを判断しましょう。